ピルと併用禁止の薬とサプリメントや食べ物について

薬には、併用することでその作用を消しあってしまったり、副作用を強めてしまうなどで悪い影響が出てしまう組み合わせがあります。
避妊目的だけではなく月経痛など女性の悩みの解消に使われることの多いピルも薬である以上、併用禁止の薬というものがあります。
例えば、副腎皮質ホルモンやテトラサイクリン系、ペニシリン系の抗生物質、血糖降下剤、一部の抗てんかん剤などです。
これらは基本的に市販薬ではなく医療機関で処方される医薬品ですので、ピルの処方を受けている医療機関であれば併用されることはほぼありえないといえますが、風邪などで他の医療機関を受診した際にはきちんとピルを服用していることを伝えなければいけません。そうすることで併用禁止の薬を避けて他の薬を処方してもらうことが可能です。
ちなみに市販薬にはピルと併用禁止の成分を含むようなものはありませんが、気を付けなければいけないのがサプリメントや食べ物です。
まずサプリメントですが、一般的なビタミン剤などは特に問題ありませんが、セントジョーンズワートなど精神安定の成分が含まれているサプリメントはピルの避妊効果を弱める作用がありますので併用はしない方がよいでしょう。
この成分はダイエットサプリメントなどに含まれていることもありますので、きちんと成分をチェックして、心配であればサプリメントの開発会社に問い合わせることをおすすめします。
次に食べ物ですが、ピルを服用中にグレープフルーツを大量に食べると、ピルの効果を強めて副作用が強く出てしまう場合がありますので注意が必要です。
もちろんジュースやお酒などに含まれている程度の量であれば問題はありませんが、副作用を気にされる場合は口にしない方がよいでしょう。